こんにちはひけ夫です。
私は生まれつきひどいアレルギー体質で、喘息も大変ですが鼻炎には本当に苦労させられています。
鼻水やくしゃみがとまらないと勉強も仕事も全く集中できないのですよね💦
ほんと人生ハードモードです(´;ω;`)
さて。
そんなつらい鼻炎の症状を抑えてくれる鼻炎薬ですが、薬局やドラッグストアに行くと何種類も鼻炎薬があって「どれを選んでいいのかわからないよ−!」と思ったことはありませんか?
メーカーの違いはもちろん、1日3回タイプだったり、1日2回タイプだったり、錠剤だったり顆粒だったり。
それ以外にもいろいろな条件で鼻炎薬を選ばなければならないのですが、普通の人は鼻炎薬の選び方なんてわかりません。
もちろん私も最初はわからなかったのですが、薬局の薬剤師さんに詳しい話を聞くことができましたし、その後帰って勉強もしましたので有益な情報を共有しておこうと思います。
今回の記事では私の実体験による鼻炎薬の選び方、そして先日薬局で薬剤師さんに相談して聞いた鼻炎薬の選び方を紹介しています。
小難しい知らなくてもいい話は無視して、ざっくり、わかりやすい選び方にまとめました!
ぜひお付き合いください(*^^*)
病院の薬と薬局の薬は違う?!

鼻炎薬に限ったことではありませんが、病院で出される薬と薬局で出される薬は違います。
あー、薬局というと病院の薬をもらう調剤薬局と混同してややこしいのでここではドラッグストアとしましょうか。
病院で出される薬とドラッグストアで買える薬は違うのです。
病院でパブロンを出されることはありませんよね?
そういうことです( ˘ω˘)
普通の薬局やドラッグストアはセルフ販売が基本なので、客が勝手に買っていっても大丈夫な(事故になりづらい)薬が売られており、病院の薬よりは効き目は弱い傾向があります。
他にもそれぞれいろいろな違いがあるのですが、話がわかりづらくなるので割愛します。
病院と全く同じ名前の薬が薬局やドラックストアに売ってたりもしますしね💦
この記事では普通の薬局やドラッグストアで買える鼻炎薬について話していますのでよろしくおねがいします!
第一世代?第二世代?

一般的に薬局やドラッグストアで売られている鼻炎薬は第一世代、または第二世代の抗ヒスタミン薬が使われています。
第一世代抗ヒスタミン薬
よく効くけど眠くなりやすい!
薬局の薬剤師さんいわく、効き目がいいものほど眠くなりやすいとのことです💦
すでに症状がひどく出ている人におすすめのタイプの薬ですが、眠気が強く出るため車の運転などはできません。
また眠気以外にも見えない集中力、判断力の低下(インペアード・パフォーマンス)が発生しますので、眠くなくても注意が必要です。
代表的な薬はストナリニS、パブロン鼻炎カプセルS。
第二世代抗ヒスタミン薬
第一世代の抗ヒスタミン薬に対して、こちらの第二世代抗ヒスタミン薬は副作用である「眠気」が出づらいのが特徴です。
第二世代の抗ヒスタミン薬フェキソフェナジンを使っている「アレグラ」は嵐の大野くんのCMで大ヒットしていますが、眠気だけでなく集中力、判断力の低下(インペアード・パフォーマンス)も起こりづらいそうです。
ただし!
すでに起こってしまっているひどい鼻炎症状に対しては第一世代抗ヒスタミン薬のほうが効果が出やすいそうです。
使い方として花粉症などの人が、あまりひどくなりすぎる前(むずむずし始めた頃?)から飲み始めておくというのが正解でしょうか^^;
代表的な薬はアレグラ。
第1世代の抗ヒスタミン薬と第二世代の抗ヒスタミン薬。
自分の状況に合わせて選びたいですね!
メーカーで選ぶ?価格で選ぶ?

たとえばアレグラの隣に陳列されている見覚えのない薬。
メーカーを見ても聞いたことのない会社が作ってたりするのですが、ほとんどの場合、それはそれを売っているお店の自社製品だったりします。
自社製品なので、利益率も高く他社のブランド品を買われるよりもお店側はこちらを買ってほしいため、大体的に売り場が作られているいることも多いですよね^^;
けれど「なんだ偽物か」と甘く見ないでください。
ほとんどの場合、作っている会社こそよく知らない会社ですが、成分自体は有名企業の商品と同じ、それなのに大容量だったり安かったりするのです!
売る側にもメリットがありますが、買う側である私たちにも十分すぎるメリットがある商品なのです!!
医薬品はしっかりとした検査を通って店頭に並んでいるため信頼性は高いです。
ブランドにこだわらない方はこういった自社商品を買うのも全然ありですね♪
ちなみに有名企業の商品が高いのは開発費や広告費にとんでもない費用がかかっているため。
ドラッグストア等の自社商品が安いのは後発品で開発費がかかっていないことと、CMなどをやっておらず、広告費がかかっていないためだそうです。
1日2回タイプ?3回タイプ?

1日2回タイプの薬を推すCMを見かけますが、では1日3回タイプはダメな薬なのか?
いえいえそんなことはありません!
すべては使い方次第です!
それぞれのメリットとデメリットを紹介しましょう。
1日2回タイプ
1日2回タイプ、つまり朝と夜だけ飲めばいい薬ということですね!
1日2回タイプの薬の1番のメリットは昼間に薬を飲まなくてもいいことです。
先程紹介したとおり、鼻炎薬はよく効く薬ほど眠くなりやすいという性質をもっています。
ほとんどの人は昼間は仕事や学校で勉強していますからね。
鼻炎の症状がつらいとはいえ、昼間に眠くはなりたくないでしょう^^;
そんなときにおすすめなのが1日2回タイプの薬というわけです!
それ以外のメリットでいえば、「モーニングアタック対策に最適」というものがあります!!
モーニングアタックとは、朝、寝起きに鼻炎の症状が一気にあらわれるアレです💦
アレルギー体質の人はみなさん経験したことがあるのではないでしょうか?
寝起きは自律神経系のバランスが乱れており、アレルギー物質などに過敏に反応してしまうそうです。
1日2回タイプの鼻炎薬はそんなモーニングアタックへの対策としても最適です。
寝る前に飲んだ薬は半日効き続けますから、寝起きの時間帯もバッチリカバーしてくれるというわけです!!
素晴らしいですね♪
では1日2回タイプの鼻炎薬のデメリットはというと・・。
さすがに 「1回飲んだら半日薬が効きっぱなし」ということはないということです。
1日2回タイプの鼻炎薬は一応、半日効くことになっていますが、効き目のピークがあり、そこをすぎるとどんどん効き目は弱まっていくそうなのです(´;ω;`)
もちろん、それでも十分な効き目はあるのですが、1日3回タイプに比べればやはり効き目が落ちてしまっている瞬間があるのは間違いないでしょう。
1日3回タイプ
1日2回タイプの鼻炎薬は効き目が(多少)弱まっている時間があるという話をしましたが、それに対して1日3回タイプは3回にわけて薬を投与するため、それこそ1日中薬の効き目がピーク状態になるそうです。
これはありがたいですね!!
なので、本当に鼻炎が辛くて辛くて仕方ないという人は頑張って1日3回タイプを飲むのもいいと思います。
しかし問題があって、そもそも1日3回タイプの鼻炎薬ってどんどん少なくなってきているのですよね・・。
1日2回、または1日1回でも十分に効き目を維持できるという薬が次々に発売されているため、1日3回タイプの薬は「古い薬」というイメージがあります(←完全に私の偏見ですが💦)
また1日3回タイプの薬は続けて飲まないと正しい効果が出づらいのですが、49%の人が1日3回タイプの薬を1日3回以下の回数でしか飲んでいないというアンケート結果もあるので・・。
今後1日3回タイプの薬はどんどん減っていくのかもしれませんね(;´д`)
まとめ

というわけで今回は鼻炎薬の選び方について紹介しました。
鼻炎薬だけではありませんが、お店に買いに行くとたくさんの薬が並んでいます。
用途さえあっていれば、そのうちのどれを使っても大きく外れることはないのかもしれませんが、辛い症状を改善するためには症状にあった薬をしっかりと選ぶことが重要です。
特に「寝る前に1日2回タイプの鼻炎薬でモーニングアタックを避けられる」というのは私も実感しており、毎回毎回使っているテクニックです。
モーニングアタックが辛い方はぜひ試してみてください(*゚▽゚)ノ
鼻炎は体質なので手術でもしない限り根本的な改善はできません。
しかし薬の使い方をちょっと変えるだけで効果が全然違ってきますので、この記事を参考にしっかりと対策をとってみてほしいと思います。
ひけ夫でした。